おはようございます。
第4回目を迎えます、「あめんぼカメラ制作の道のり」ですがラジコンの部品を納める箱(ユニットボックス)の設計、製作、組み立てについてです。
この設計にご協力頂いたのが同じ起業塾でお世話になっている
ANOTHER PRODUCTの関口氏です。
関口氏は「組織の中で押しとどめてきたものづくりの価値観を開放し、あなただけのワクワクものづくりをサポート」してくれる専門家です。
何を作りたいかの打ち合わせを最初にしたときに、話をしながら手書きで絵をどんどん描いてくれるんですね。だからイメージの共有がやりやすく、良い意見交換ができました。
大きな方針としては、ラジコン部品を納めるユニットボックスと浮力を得るための、また、水上・水中カメラを固定するための木造フレームの2つの構成としました。
木造フレーム部分は、板をホームセンターで購入し手作りとしましたが、ユニットボックスは水が漏れないようにするため、板金か3Dプリンタで作ろうとなり、CADソフトで図面を書いてもらい見積もりを取ってもらいました。
見積もり結果ですが、板金の方は1品ものということで、
ユニットボックス:24,500円
カバー:14,000円
3Dプリンターの方も、材料により変わりますが、まだまだ一般向けに浸透していないので材料がお高いということで、
ユニットボックス:ナイロン製=10,351円/ABS製=21,552円
カバー:ナイロン製=6,968円/ABS製=13,550円
※ABSは防水性あり。
って、結構な値段でした。
3Dプリンターで作って、もし箸にも棒にもならなかったらと考えるとまずは、ラジコン化してちゃんと動くことを試すのが先かと思い、ユニットボックスを木製の板で作ることにしました。
木製で簡単に作るアイディアとして、板を切って組み立てる方法を関口氏が考案してくれました。なんとCADソフトで切り方の図面を作ると、レーザーカッターでとっても綺麗にカットができてしまうんです。レーザーカッターが時間貸しで使用できる場所があるそうです。世の中ほんと便利です。
そしてこれを組み立てるとこんな感じになります。
これに、水がもれないように、内側から接合部に木工パテをたっぷり塗って、外側はニスを5回くらい厚塗りしました。乾いては塗りを繰り返すのでこれが結構時間かかりました。
ラジコン部品も組み込んで、木製フレームと合わせれば、完成です。
さあ、次回は小川に行って試験走行ですよ~