犀川 河川敷のたまりで生き物探し

こんばんは。

前回に引き続き、犀川の河川敷を歩きました。

image犀川、大きいですね~。

大きい川で遊ぶのも良いですが、私の場合、やっぱり小川の雰囲気を求めてしまいます。

小川の雰囲気を味わうなら、河川敷内の「たまり」が狙い目ですね。

早い流れより緩やかな流れの方が安心感があり、たまりにもこの安心感があります。

img_7399本流のすぐ側で水が湧き出ており、水たまりができていました。

img_7400こういう流れが緩やかなところは小魚の生活場所になりやすいですね。

そんな小魚の生活場所がどんな世界なのか気にならないでしょうか?

たまりの中の世界はこちらをご覧ください。

今回は、いつものあめんぼカメラでの撮影ではなく、携帯の自撮り棒の先にカメラを取り付けて撮影しております^^

 

img_7404さて、河川敷内を歩いていると、橋桁の足元にちょっとした水たまりを発見。こんな小さなたまりにも小魚やドジョウ、サリガニ、エビの姿が確認できました。

すぐに水が干上がってしまいそうな雰囲気ですが、恐らくここでも水が浸み出して、このたまりの水が維持されているのだと思います。

河川敷内のたまりを狙って生き物探しをしてみるのもとっても楽しいと思いますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!

 

犀川の河川敷内で小川を探そう!

こんばんは。

先日、長野県の犀川(さいがわ)へ行ってきました。

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有名な武田信玄と上杉謙信の「川中島の合戦」はこの犀川と千曲川に挟まれた場所で行われたそうです。歴史好きの方には、訪れたい場所の一つなんだと思います。

ところで、犀川は小川ではないよねって思う方が多いと思いますが、今回は、この犀川の河川敷に小川を探しに行ってきました。

imageさて、河川敷への入り口です。藪を分け入って行く覚悟をもっておりましたが、そんなことはなく、道ができていたので、楽々進んで行くことができました。

imageで、川へ向かって歩いていると、すぐに、水が溜まっている箇所を発見しました!

image水溜まりの5m程手前から水が浸み出し、水がチョロチョロ流れているではありませんか。

おっ、これは間違いなく河川敷にできた小川です。(全長約5mですが…)

犀川の水が伏流水となりここで再び湧き出たのでしょうか(?)

img_7394水溜りに近づきます。小魚がたくさん泳いでいる様子が伺えました。

中には10cm程の魚影も。

img_73901匹捕まえてみると、ヌマムツのようでした。

どうやらこのたまりは、ヌマムツの楽園のようですね。

本川とは繋がっていない「たまり」なのですが、湧水による水源があるので、すぐに干上がってしまうことはないでしょう。逆に、河川敷内なので大雨の増水で撹乱されてしまうこともありますから、魚たちの運命はまさに自然とともにあります。

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せっかくなので、裸足でたまりに入ってみました。この日の気温は20°を超えておりましたので、冷たく気持い~感じでした。

驚いたのが、私の足に、まるでドクターフィッシュのように、小魚達が近寄ってくるのです。私の皮膚の角質をぜひ食べて欲しかったのですが、さすがに食べてはくれませんでした。でもなんで逃げないのでしょうね。不思議です。

そんな澄んだ水中の世界を撮影しましたのでよろしければご覧ください!

ちなみに、今回は、いつものあめんぼカメラでの撮影ではなく、携帯の自撮り棒の先にカメラを取り付けて撮影しております^^

 

 

 

 

小川の不法投棄を少しでも減らす方法

こんばんは。

先日、さいたま市の芝川の中に不法投棄された粗大ごみの数々を目のあたりにし、どうにか不法投棄を減らす方法はないものかと考えを巡らせてみました。

そこで、思いついた策を書き連ねたいと思います。

「不法投棄禁止」の看板の改善

川沿いによく「不法投棄禁止」とか「ゴミを捨てるな」の看板を目にしますが、この伝え方は捨てて欲しくない人目線の表現であって、ゴミを捨てる人目線の表現ではありません。

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佐々木圭一さんの著書『伝え方が9割』によると、相手の心に響く言葉を作るには、相手のメリットと一致するお願いの言葉を作ることだと提唱しています。

では、不法投棄する人の気持ちになってみましょう。

不用品がたくさん発生してしまった。
⇒粗大ごみに出すとお金がかかる。
⇒川に捨てちゃえ。

不用品が発生する事情はいろいろあると思いますが、恐らく、こんな心境があるのではないでしょうか。

ポイントはやはり、ゴミにかかるコストですね。

このコストを可能な限り0に近づければ、不法投棄を思いとどまる可能性が高まると思われます。

ではコストを可能な限り0に近づける方法はあるのでしょうか?

大量に不用品がある場合、リサイクルショップで売ってお金になるものも少なくないと思います。ただ、リサイクルショップでは、思った程の金額が得られないケースも多いと思います。なので、ヤフオクやメルカリに出品し、売却する方が断然お得なケースが多いと思います。

そして、そこで得られた資金を元に、不用品回収サービスに引き取ってもらうのです。

インターネットで探すと、比較的低料金で回収サービスを行っているところがあるようです。

ということで、こんな言葉を看板に書いてはどうかと思うのです。

「ねぇ、捨てる前にその不用品、売ってみてはどう?相談窓口 xxxxx市○○課」

ここで一つ課題です。

不法投棄しようとする人は、ヤフオク、メルカリなんか出来るの?

そうですね、不法投棄しない人でもヤフオク、メルカリにハードルの高さを感じる人は多いですからね。

そこで行政サービスの出番です。

行政サービスとして、リサイクルショップ、ヤフオク、メルカリを使用した売却方法および不用品回収サービスの相談窓口を設けます。

私の知り合いで、ヤフオク、メルカリのやり方に詳しく、セミナーを開いている方がいますので、こういう方のご協力を得てもよいかもしれません。

そんなサービスを提供したら税金がかかるじゃないか!と言い出す人もいるでしょうが、投棄物を河川管理者が処理するコストが減れば、その分のコストを上記サービスへ回せるのではないでしょうか?

はい、いかがでしたでしょうか?もっといい案があればぜひ情報をシェアしてください。

小川の不法投棄を少しでも減らせないかという思いで、妄想を膨らませてみました^^

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

発見!さいたま市の芝川で見たものは?

こんばんは。

先日、実家があるさいたま市の芝川に行って来ました。

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見沼たんぼの自然が多く残るこの場所は、川沿いをのんびりと歩くのがとてもおススメです。

私は大宮第二公園付近の川沿いは馴染みが深く、ひょうたん池と呼ばれる調節池に小学生の頃、よく釣りに行きました。クチボソやフナを釣った記憶がとても懐かしく思います。

ただ、当時の芝川はドブ川と呼ばれており、汚れた川の印象しかありません。

さいたま市のデータ(芝川 八丁橋のデータ)をみると

下水道普及率/河川水質(BOD値)
昭和45年:約6%/約40mg/L
平成26年:91.5%/3.5mg/L

とあり、下水道普及率とともに、BOD値は改善されているのが分かります。

BOD(生物化学的酸素要求量)とは、最も一般的な水質指標のひとつで、水中の有機物が微生物の働きで分解される時に消費される酸素の量を表したものです。BODの値が高いと、水中の有機物が多く、水質が悪いことになります。5mg/L以下だと、コイ・フナが生息できる環境だと言われています。

一般的にBODが10mg/Lを超えると、ドブ臭を感じると言われていますので、今こうして考えると、ドブ川と呼ばれる所以が理解できました。

下水道普及率100%に近づき、さらなる水質向上をして欲しいなと思います。

そんな芝川は私がよく訪れる場所ではありましたが、実際に川に入ったことがなかったので、今回初めて、胴長を着て芝川に入ってみました。

えっ、こんなにあるの?粗大ごみ

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川に入ってみると、水深30cm程の川底がはっきり見えるほど透明度があるのに驚きました。

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だけど、それ以上に驚いたのが、川に不法投棄された粗大ごみの数々です。

バイク、お店のレジ、車のバッテリー、毛布、丼ぶりの器...

とても残念な状態でした。

不法投棄はぜったいにやめましょう!

今度ゴミ拾いをしないといけないなと強く感じました。

えっ、川底のこの穴は?

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川岸に近い川底をみるとなにやら直径10cm程の穴がいくつも空いているのが見られました。

ザリガニの巣穴か?なども考えましたが、これは甌穴(おうけつ)かと思われます。

長瀞の甌穴は日本一大きいということで有名だそうですが、そんな自然現象がさいたま市の芝川で見られたので、ちょっとびっくりしました。(^^;;

写真では水面が揺れていて分かりづらいですが、穴の中に小さな球形のものが見えます。この球形のものが渦流によって回転し穴が拡がっていると思われます。河床は粘土質であったので削られ易いでしょうね。

生き物

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橋の上から覗くと10cm程度の小魚の群れが、お食事中のようで、藻類を食べている様子が伺えました。

丼ぶりの器の近くに集まっているのは単なる偶然です。

なんの魚なのか同定を試みようと釣りをしていた私に、散歩中の男性が声をかけてくれました。男性の話によると、普段はあまり小魚の群れを見かけないのですが、先日の大雨のときに、貯水池と川が水量調整のためつながった際に、池から小魚が移動したのではないかと言っていました。

なるほど、貴重なお話ありがとうございました!

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それから、草に覆われているような場所に隠れていました。スジエビでしょうね。

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増水時の流れで横たわってしまったと思われるのですが、マコモだと思います。

周辺を探してもマコモらしき群落が見当たらなかったので、この周辺では減少傾向にあるのかもしれません。

まとめ

今回、初めて芝川に入って、さまざまな発見ができました。

やっぱり上から眺めるだけでなく、川と同じ目線で見ないと見えてこないものもあるのだな~と改めて感じました。

私のふるさとの唯一の里川を「あそべる小川」にできないかと強く思うようになりました。

大宮第二公園の周辺の芝川には、親水性のある緩斜面の護岸がないので、この周辺に是非ともあそべる場所を作ってみてはどうかなと思いました。