こんばんは。
先日、さいたま市の芝川の中に不法投棄された粗大ごみの数々を目のあたりにし、どうにか不法投棄を減らす方法はないものかと考えを巡らせてみました。
そこで、思いついた策を書き連ねたいと思います。
「不法投棄禁止」の看板の改善
川沿いによく「不法投棄禁止」とか「ゴミを捨てるな」の看板を目にしますが、この伝え方は捨てて欲しくない人目線の表現であって、ゴミを捨てる人目線の表現ではありません。
佐々木圭一さんの著書『伝え方が9割』によると、相手の心に響く言葉を作るには、相手のメリットと一致するお願いの言葉を作ることだと提唱しています。
では、不法投棄する人の気持ちになってみましょう。
不用品がたくさん発生してしまった。
⇒粗大ごみに出すとお金がかかる。
⇒川に捨てちゃえ。
不用品が発生する事情はいろいろあると思いますが、恐らく、こんな心境があるのではないでしょうか。
ポイントはやはり、ゴミにかかるコストですね。
このコストを可能な限り0に近づければ、不法投棄を思いとどまる可能性が高まると思われます。
ではコストを可能な限り0に近づける方法はあるのでしょうか?
大量に不用品がある場合、リサイクルショップで売ってお金になるものも少なくないと思います。ただ、リサイクルショップでは、思った程の金額が得られないケースも多いと思います。なので、ヤフオクやメルカリに出品し、売却する方が断然お得なケースが多いと思います。
そして、そこで得られた資金を元に、不用品回収サービスに引き取ってもらうのです。
インターネットで探すと、比較的低料金で回収サービスを行っているところがあるようです。
ということで、こんな言葉を看板に書いてはどうかと思うのです。
「ねぇ、捨てる前にその不用品、売ってみてはどう?相談窓口 xxxxx市○○課」
ここで一つ課題です。
不法投棄しようとする人は、ヤフオク、メルカリなんか出来るの?
そうですね、不法投棄しない人でもヤフオク、メルカリにハードルの高さを感じる人は多いですからね。
そこで行政サービスの出番です。
行政サービスとして、リサイクルショップ、ヤフオク、メルカリを使用した売却方法および不用品回収サービスの相談窓口を設けます。
私の知り合いで、ヤフオク、メルカリのやり方に詳しく、セミナーを開いている方がいますので、こういう方のご協力を得てもよいかもしれません。
そんなサービスを提供したら税金がかかるじゃないか!と言い出す人もいるでしょうが、投棄物を河川管理者が処理するコストが減れば、その分のコストを上記サービスへ回せるのではないでしょうか?
はい、いかがでしたでしょうか?もっといい案があればぜひ情報をシェアしてください。
小川の不法投棄を少しでも減らせないかという思いで、妄想を膨らませてみました^^
最後までお読み頂きありがとうございました。