柳瀬川の最上流は貴重な小川


こんばんは。

先日、柳瀬川の最上流を訪れました。

柳瀬川は、東京都と埼玉県を流れる荒川水系の新河岸川の支流です。

柳瀬川は、狭山湖(山口貯水池)から始まっています。狭山湖といえば多摩湖(村山貯水池)と同じく、東京都の水道水源として使用されている東京都の水がめです!

柳瀬川の最上流には、清流域に住むミヤコタナゴがいたと言われています。

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そんな最上流ですが、とっても雰囲気の良い小川が流れております。実際には、石橋の先にも流れが続いております。

小川を覆うように生えている細長い葉がスゲの仲間で、小川の雰囲気を演出する優等生です。種の同定は、難しいので時間があるときに挑戦しようかと思います。

この小川、木杭で護岸するなど人の手が加えられているようですが、そんな気配はなく、ごく自然な雰囲気を漂わせています。

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で、小川を観察していると、ピンク色の卵の塊を発見!ちょっとキモイ感じがするこいつは、スクミリンゴガイという南アメリカ原産の淡水巻貝の1種だそうです。ジャンボタニシの異名を持ちます。

養殖のため移入されたけと採算がとれず廃棄されたり、逃げ出したものが野生化して分布を広げているそうです。

残念な話ですね>_<

この小川が今後も残っていく事を願います。

個人的には、ミヤコタナゴの復活にも期待かな!