年末年始の休み入り、長野県の小梅スキー場へ遊びに行ってきた。ママ友つながりの別荘に宿泊させてもらい、スキーに行くのが、ここ最近の年末恒例行事になりつつある。ありがたいことだ。
で、朝一番に、近所の小川散歩に行くのも恒例で、徒歩10分にある、千曲川へ。
朝7時前、佐久市の気温をiPhoneで見るとマイナス6度。
こんな日に誰が胴長を履いて川に入るのだろうか?探究心というものは、人の行動を促すようだ。
真冬の中、生き物はどこで冬を越しているんだろうか?私は、寒いのが苦手なんで、この寒さの中、冬を越す生き物には尊敬に値する。
さっそく、大きい岩の下をガサガサしてみた。運のいいことに2回目にして、7cm程の細長いのが、入った。
砂の中で冬を越しているヤツメウナギ目の幼生だ。
エラ穴が7つあり、目が8個あるような見た目から、ヤツメ(八目)という名がついているそうだ。
図鑑で調べてみた。ヤツメウナギ属の幼生は、アンモシーテスと呼ばれていて、幼生期は、目が未発達で、口は漏斗状で、泥底にある有機物を濾しとって栄養をとっているそうだ。
成魚になると変態して、目が発達し、口が吸盤状になるという。
捕まえたアンモシーテスを逃すと、砂の中に潜っていった。目が無くても、隠れる場所はちゃんと分かっているのがすごい。
そして、手網を水から出すと、とてつもない状況になった。
数秒で凍る(笑)。エンジンオイルのCMでバナナが凍るのを思い出す。
こんな体験ができる冬の千曲川、良いものです^ ^