小川へのポイ捨てを減らすアプローチとして、中洲に稲を植える実験を行なっている。
先月、中洲に植えた稲の状況を確認してきた。
残念ながら植えた苗の半分は消えてしまったが、生き残っている苗もあった。ただ、成長が極めて悪く、1月前の大きさから変わっていない様子だ。辛うじて生命を維持している状況のようだ。
土の表面は枯れ草で覆われているものの、梅雨明けから晴れが続いているため表面は乾いていた。中州の土は、水面より50cmくらいは盛り上がっていて、畑で言うところの高畝の状態になっている。周りの川の水を吸い上げているとは思うのだが、やはり稲の生育には水が足りていないのかもしれない。
もっと水がある場所という意味では、川と中州の境界付近に植えるのが良かったのかもしれない。あるいは、水稲ではなく陸稲の種類を植えるのが正解だったのかもしれない。
上手くいかなかったことは、次への改善につなげていきたいと思う。
いづれにせよ、残った稲がなんとか持ちこたえてくれるのを願うばかりだ。また来月も状況をリポートしたいと思う。