日本の原風景 谷戸田


こんばんは。

花粉の時期が始まり、花粉症の私にはつらい時期が訪れております。

さて、先日は埼玉県の鳩山町大豆戸(まめど)を訪れてきました。

その名の通りここでは大豆を栽培しているそうで、大豆が特産品だそうです。

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この大豆戸という場所ですが、いわゆる谷戸(やと)という地形にあります。谷戸とは、簡単に言うと、丘陵地の谷あいの低地のことです。

この谷戸は水田適地として古くから利用されています。

谷戸の構成要素として欠かせないのが、水田(谷戸田(やとだ))の他にため池、水路があります。

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水路を上流に上っていくと、

 

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ため池があります。このため池は周囲の丘陵地に降った雨が地下水となり湧いてきた水が水源となっています。

谷戸は、日本の里山の原風景ですね。でも、こういった里山の風景はやはり開発により減少しているようです。同時に里山に暮らしていたいろいろな生き物たちも危機に瀕しています。

環境省では、全国的な里地里山の保全活用を促進しています。

ちなみに鳩山町がある埼玉県比企郡には、地図でみるとため池がたくさんあります。ため池の数だけ農業の営みがあるということですね。

そのため池ですが、最近問題なのはやはり外来魚の問題です。

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このため池にも、やっぱりいました。ブルーギルの稚魚です。

誰かが放流したのでしょうか。

1回の産卵数が平均的なサイズの個体で21000から36000粒と言われており、驚異的な繁殖力です。これでは在来魚が駆逐されてしまいますよね。

ブルーギルの殲滅には、やっぱり池のかいぼりが効果的なんでしょうね。