こんばんは。
前回のコラムからだいぶ時間が経ってしまいましたが、昨年の11月に始めたビオトープ池のその後です。
タフブネのプラスチックが見えないように土を被せて見えなくしていたのですが、やはり雨で土がはがれ落ちてきてしまったので、土を被せるのはやめて、シンプルに川砂だけを底に敷くようにしました。
また、タフブネを埋める深さも、完全に埋めることはせず、タフブネの深さの半分くらいまで埋めることにしました。
これは、「猫除け」によしずをタフブネの周りに立て掛けるのに都合がよいからです。
私の家の近くには野良猫がいて、池があると水を飲みに来るついでにいたづらをして帰ります。過去には、水鉢の金魚が被害にあったり、池に排泄されたこともありました。(これはショックでした!)
なのでこのよしず柵は猫除けにとても効果的です。
川砂は写真の左奥の隅が少し高くなるようにして、右下にいくほど低くなるように傾斜をつけています。
そして、河原で採取した石を左隅を囲うように配置して、この中に、水草を植えました。
使用したのは、以前購入・採取して手持ちのあった水草を植えました。
- ミズオオトクサ
- ヤナギモ
- マツモ
- ホソバノウナギツカミ
この後、水を入れますが、すぐに魚などの生き物を入れずに、水道水を注ぎ、1か月程度放置して、池の水を作っていきました。
「えっ、1か月も」と言われてしまいそうですが、水中に微生物やプランクトン、藻を発生させ、自然に近い状態の池にしてあげることを狙っています。この間に水道水に含まれるカルキも抜けます。、
そして、約1か月後、小川で採取した淡水魚のカワムツとタモロコ、そして二枚貝のドブガイを棲まわせました。
お魚を棲まわせてから3か月以上経過していますが、餌はあげなくとも元気に泳いでます。
底砂を調べると、赤虫のような生き物が見つかります。恐らく、こんなものを食べているのだと思います。
ビオトープ池の完成です。