毎日夜遅くまで働いているため、平日は子どもと接する機会がほとんどないといったお父さんは多いのではないだろうか。
その分たまの休みには、子どもと一緒に過ごしたいところだ。そんな時に、小さいお子さんがいるお父さんにとって、子どもから「お父さん凄〜い」と尊敬の眼差しを浴びれば、きっと仕事の疲れも癒えるに違いない。
今回は「お父さん凄〜い」を得る一例として小川でのお魚獲りをお薦めしたい。
都市部に住んでいるお父さんであれば、お魚獲りに行くとなると、郊外へ出かけないと魚がいそうな良い小川がないのではと思いがちだ。だが、東京であっても、意外に近くにいたりする。
例えば東京の多摩地域に流れる玉川上水やその分水は、意外にも水の流れが保全されており、用水を覗くと結構魚が泳いでいるのが見える。東京都小平市では、玉川上水やその分水がよく保全されており、用水を辿って歩けば、魚が見られる場合がある。
小川の流れは、多摩川からの取水に制限があり、水量は豊富ではない。そのため、最終的には流れが先細りして無くなる場合があるが、そのおかげで、止水域の様な箇所も作られ、多様性のある生息域が作られているとも言える。
小平市を流れる玉川上水の分水には、新堀用水、小川用水、田無用水、鈴木用水、大沼田用水、野中用水、砂川用水、関野用水があるが、関野用水以外は流水が見られる。
先日大沼田用水を訪れたが、流末近くが、緩い流れとなっており、いい感じの小川があった。この様な雰囲気の小川には、生き物がいる可能性が高いので、事前調査の上、子ども一緒に釣竿や網を持ってお魚獲りをしてはいかがだろうか?
(用水路の概略の場所は小平市のHPが参考になる。)
生息域を壊す様な行為や大量に生き物を持ち出しが無いよう配慮しつつ、小川での魚獲りを楽しんで欲しいと思う。
「お父さん凄〜い」という声がたくさん聞こえてくるような、身近な小川が増えて欲しいと思う。