小川の問題に取り組むと身に付くコト


こんばんは。

朝の通勤電車の中で、日能研の「◻︎◯シリーズ」の問題を目にしました。

その中には、干潟についての問題が記載されていました。

干潟についての問題

要約するとこんな感じ。

干潟は、高度経済成長期に干拓によって農地化されてしまった。

Q1:干潟が干拓され易い理由を述べよ。

Q2:干潟を守る上で何が重要か?あなたの考える「干潟の保護」を1行で述べよ。

大人でもなかなか答えに困る問題だなと感じます。

ここで私が言いたいのは、この問いに答えられるかどうかではなく、この問題に込められたメッセージの奥深さです。

問いに込められたメッセージ

原文を引用します。

とても共感できる考えでした。

小川の問題について子どもたちが取り組んだ場合でも、全く同じことが言えるのです。

なので、私はぜひ小川に関する次の問いを子どもたちに投げかけてみたいです。

武蔵野台地上の小川は、地域の都市化が進むに従って、大都市特有の水害(都市水害)が多発するようになった。水害から街を守るため、小川の川底は深く掘られ、垂直の護岸がつくられるようになった。

Q1:地域の都市化が進むにしたがって、水害が多発するようになった理由を述べよ。

ぜひ、子どもたちと一緒に考えてみてはいかがでしょうか?きっと「自分ごと」として課題に向き合うチカラが身に付いていくと思います。