こんばんは。
この時期、夏に向けて、海や川へ親子で遊びに行く計画を立てている人はいると思いますが、川で遊ぶにも川の水質が気になったりしませんか?
少し前のお話になりますが6/7(日)に新河岸川水系を対象にした身近な川・里川の一斉調査という川の水質調査活動があり、東京都の東久留米市近辺の河川の水質調査に参加してきました。
この調査は1989年から始められたそうです。
何を調査するかというと、
1)河川水量(1秒あたりの水の流れる量)
2)気温
3)水温
4)pH
5)EC(電気伝導度)
6)COD(化学的酸素要求量)
7)NO2-N(亜硝酸態窒素)
8)NH4-N(アンモニウム態窒素)
9)DO(溶存酸素量)
10)透視度
の項目になります。
特に4)~9)に関しては河川から集めてきた水を試薬(パックテストという)や測定器で測定します。
例えばpHですが、7が中性、7より小さいのが酸性、7より大きいのがアルカリ性です。小学校の理科で習ったの覚えてますか?
また、CODですが、 水中に酸素と反応しやすい物質がどれだけあるかを表します。COD値が高いと、水中に酸素を消費する物質が多く含まれていることになり、流れのない所では、水中の酸素が不足して魚が棲めないということになってしまいます。
汚れた水だとみるみる内に薄緑色に変化していくのが分かります。色の変化を見ているだけでもなかなか面白いです!
水質検査キットというものが数千円で販売しているので、興味があれば子どもと一緒に色の変化を楽しみながらお勉強というのも楽しいかもしれませんね。