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「レジ袋要りません」の返しは〇〇が良い

8月の石神井川の川掃除に参加して来た。

先月よりも草の勢いがすごく水面が見えない程であった。写真では分かりづらいが、壁面沿いに水があり、梅雨に降った雨が小川のように少しづつ流れている。

さて、ゴミの方であるが、上流から流されてきたと思われるプラスチックの包装ごみが多く目立った。いわゆるお菓子の個包装や、たばこの透明な包装、半透明のポリ袋等だ。おそらく川に捨てたというよりは、街中で捨てられたゴミが風で飛ばされ川に集まってきたという経路が多いのではないかと思う。大物では、原付バイクのバッテリーや、工事で使った板のようなものもあった。

近年、海洋プラスチックゴミの問題が話題に挙がっているが、海洋にあるプラスチックごみの8割は陸域が由来だと推定されている。つまり人の生活の中で出たプラスチックゴミの多くが川を経由して海へ流れているのだ。この日見つけたプラスチックゴミも、拾わなければ、いづれ石神井川から隅田川を経由して東京湾へ流れ着いていくのだろう。

なので、川ごみ、海ごみを減らすには、ポイ捨てをしないことはもちろん、各個人のプラスチックゴミを減らす意識がとても重要だと思う。そこで個人的には、マイバックでの買い物を実践しており、レジ袋を貰わない生活を続けている。

最近感じるのは、買い物の時「袋いりません」と言った時の店員の反応が様々なことだ。

コンビニやスーパーでは「ご協力ありがとうございます」という言葉がほぼ返ってくるが、店によっては「(えっ)袋いらないですか?」と聞き返してくる場合がある。かっこ付きで「えっ」と書いたのは、店員さんの心理を私が察したものだが、私が何か変わった事をしているような気にさせる一言だ。プラスチックごみを減らすためにレジ袋をもらわないようにしている人がいるってことを知らないのではないかと感じてしまう。

あるいは、購入点数が複数なので、「袋があった方が良いんでは」と気を利かせて言ってくれたのだろうか。何れにせよ、店員さんにとって私の行動がイレギュラーであったため、確認をしたのだろう。レジ袋を貰わないようにしている人が来るって分かっていれば、きっと「レジ袋削減のご協力ありがとうございます」のリアクションになるのではないだろうか。うん、ぜひそう言って欲しい。

早く、「レジ袋削減のご協力ありがとうございます」というリアクションが主流な世の中になって欲しいと願う出来事であった。

皆さんも、プラスチックゴミを減らすために、できることから始めてはいかがだろうか?