こんばんは。
水槽で淡水魚を飼育している時に、よく起こりがちなのが、エアーポンプ(ブクブク)が止まってしまうことです。ポンプが止まる原因はいくつかありますが、場合によっては自分で修理できる場合もあるのです。
今日はそんな対処方法をご紹介します。
先ずは中を確認
これは自宅で使用しているACタイプのポンプです。必ずコンセントを最初に抜きましょう。
中の仕組み
中はこんな風になっているんですね。電池のエアーポンプとは違い、モーターが入っていません。いわゆる電磁石が入っています。黄色いところがコイルになっていて、交流が流れると、コの字型の金属部分の先端は磁石のS極になったりN極になったり入れ替わります。これによってもう一方の磁石が左右に動かされるため、ゴムの部分が動き空気を吸ったり吐いたりできるようになります。
故障の原因
中に半円の形をした白いゴムがついているので取り外します。その下にある薄いゴムの部分に亀裂が入っておりました。この亀裂が原因でエアーポンプが動かなくなっていたのです。
薄いゴムの下に穴が開いていて、ここから空気を吸い込むのですが、問題は空気を吐き出す時に、薄いゴムが穴をちゃんと塞いでくれないとホースの方へ空気を送り込もうとしても空気が逃げてしまいます。
修理方法
そこで、切れてしまった薄いゴムの小さい方は取り除いて、残った方の薄いゴムを移動して穴を塞げる位置に置きます。
そして、半円の形をした白いゴムを元に戻します。この時、下の薄いゴムを抑えられていることが必要です。
分解する時と逆の手順で本体にくみ戻していきます。
以上で修理完了です。意外に簡単だと思いませんか?
ばっちり動くようになりましたよ。
故障する前日はそういえば、いつもより音がうるさかった気がします。音をよく聞いていると、故障の前触れを発見できるのかもしれませんね。
新しいものをどんどん買うのではなく、修理して長く使える社会がいいですね!