こんばんは。
洗濯ものが乾きにくい天気が続いておりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
実はちょうど1月前くらいに、小川をイメージした水槽を作ってみたいと思い立ち、挑戦しておりました。
水中部分と一緒に、小川の構成要素である自然な川岸も再現することで、小川っぽいイメージを作りだしたいと考えたからです。
いわゆる「アクアテラリウム」という分類に属するものになるかと思いますが、小川に焦点を当てているので、私はこれを「オガワリウム」と名付けて呼んでおります。^^
今回は、その挑戦の結果得られたいくつかのコツを、たくさんの失敗談とともにお伝えしたいと思います。
- “失敗1”: 田んぼの土だけだと、濁るし、なんか味気ない
- “失敗2”: 木の板は軽いと浮く
- “失敗3”: 隙間から砂が流出する
- “失敗4”: 隙間をの小石で埋めたが…
- “成功”: 隙間はヤシ繊維で埋めろ!
1. “失敗1”: 田んぼの土だけだと、濁るし、なんか味気ない
水槽の中に、川岸を作るにはどうしたらよいか?
「そんなの土で作っとけよ!」とまず思いつくでしょう。(^_-)
とは言っても、庭を掘って得られる黒い土(黒ボク土)で作るのはなんか違う気がするので、水鉢などでよく使用される荒木田土(田んぼの土)をチョイスしてみました。
子どもの頃にやった粘土遊びの感覚で、陸の部分を作っていきます。
川岸に植物も植えてあげます。
そして、カルキ抜きした水を入れます。
むむむっ、泥で濁ってるし〜(~_~;)
でも数日経てば濁りも収まるでしょう!
で、数日経った水槽です。
なんとなく濁りは収まってきましたが、「茶色い世界」に、なんか味気なさを感じてしまいます。
さらに水が動くと濁りが煙のようにたってしまいます。
失敗に終わりました。
2. “失敗2”: 木の板は軽いと浮く
次に考えたのは、川砂を使うことです。ただし川砂で川岸を作ろうとするとなだらかな傾斜の岸しか作れなそうなので、木の板で護岸を作って、水槽との間を川砂で埋めようと考えました。
まずは川砂を敷き詰めます。今回は、アクアリウムショップで購入した白い砂(珪砂:けいさ)を使いました。
木の板を準備します。ちなみにこの板は、園芸用の花壇の柵で、100円ショップで購入したものです。久しく放置されていて傷んでいましたので、キッチンの火で表面を軽く炙って焦げ色をつけました。
水路をイメージして左右に板を置きます。遠近法のように、水路が奥に続いているように見せているのがポイントです^_^;
板と水槽の間に、川砂を埋めます。
カルキ抜きした水を入れます。
ですが…
むむむっ、完全に計算外でした。板が軽くて水に浮いてしまいました。
また、失敗です。
3. “失敗3: 隙間から砂が流出する
今度は、木の板が浮かないように工夫をしました。
ちょうどいい事に、板に針金が通っていたので、この針金に浮力を相殺する程の重さの石を巻き付けました。
バケツに水を入れて、浮いこないことを確認しました。これできっとOKです!
念のため、石を追加し、木の板をより抑えつけました。
先ほどと同様に、板と水槽の間に、川砂を埋めます。
カルキ抜きした水を入れます。
ですが…
むむむっ、板と水槽の隙間から、次から次へと砂が漏れていきます。
今回も失敗です。
いや~、失敗の連続です。
長くなってきましたので次回に続きますね。