湧水豊かだった頃の井の頭池への取り組み


IMG_3857こんばんは。

今回は、井の頭池復活への取り組みから学びたいと思います。

井の頭池では、2017年までに、池底が透き通って見えるようにすることを目標に、具体的な取り組みが行われています。その一つに、池の湧水を増やす取り組みがあります。

池の湧き水を増やすには、地下水涵養重要です。

地下水涵養とは、雨や川の水などが地下に浸透して地下水になること指します。
地下水涵養
雨水が地面に浸透する量は、昔に比べて減少しているそうです。理由は、都市化により、地表が舗装され雨水が地面に浸透しづらくなったことや、浸透能力が高い森林が減少したことが挙げられます。

つまり湧き水を増やすためには、地下水を増やすことが必要。そして、地下水を増やすには、雨水を地下にたくさん浸透させることが重要なんですね。

舗装するにしても雨水が浸透しやすい舗装技術(透水性舗装)をもっと活用することや、森林を増やすことが必要ですが、ご家庭でできることとしては、住宅への雨水浸透桝の設置などもあります。

三鷹市、武蔵野市では、雨水浸透桝を各家庭へ普及するために助成制度を設けているようです。

地下水の涵養は、小川を増やすことにもつながりますので、一人でも多くの人が地下水の涵養に興味をもってもらえれば嬉しいですね♪


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