先日、NHKスペシャルで人体の「脳」についての放送を見た。その中で、「ひらめき」を生み出す仕組みが、少しずつ分かってきていてるということだった。
「ぼーっと」している時、私たちの脳は決して活動をやめているわけではなく、脳の広い領域が活性化している「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ばれる不思議な状態にあるという。このネットワークが、無意識のうちに私たちの脳の中に散らばる「記憶の断片」をつなぎ合わせ、時に思わぬ「ひらめき」を生み出していくのではないか、と今大注目されているそうだ。
つまり、何も考えないで「ぼーっと」している状態は「ひらめき」が起きやすいのかもしれないということだ。
これは、座禅を組んでお釈迦様が悟りを得たことを考えると、とても納得がいく。
座禅では無心になるので、つまり「ぼーっと」何も考えない状態になる。
お釈迦様の脳で、「デフォルト・モード・ネットワーク」の状態が作られ、悟りというひらめきを得たのかもしれない。
意外な組み合わせのアイディアがひらめくのも、過去に経験した「記憶の断片」がつながることから起きるのだろうと思う。
何かいいアイディアを得たいときは「ぼーっと」無心になることが良さそうだ。
そして、ひらめいたのが「ぼーっと」したい時に、小川を眺めるのが良いのではということだ。
小川に行って眺めるもよし、あめんぼカメラ映像を眺めるのも良いだろう。
私の脳で「NHKスペシャルの話」と「小川を眺める」がつながったようだ。
空と雲と山を背景にした小川を「ぼーっと」眺めることで新しいひらめきを得て頂いたら幸いだ。
設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。(BGMあります。)