こんばんは。
今日は、ビオトープ管理士という資格試験を受けてきました。こんなに真剣に勉強したのも何十年ぶりでしょうか。普段使わない頭を使うっていうのもたまには良いかもしれません。
さて、先日東久留米市を流れる落合川沿いを歩いているときに面白い話を聞いたので紹介します。
ここは、夏場には、小学生が飛び込んで遊ぶような場所で、川の深さはけっこう深い場所です。
落合川に限りませんが、川に段差があると、時間が経過すると段差の下の部分がどんどん深くなっていくそうです。
滝壺を考えると、この現象はなんとなく理解できます。
で、段差の下の砂や泥が削られていくと、それはどこに行くでしょうか?
少し下流の箇所に溜まっていきます。
そうすると溜まった砂や泥の上に水草が茂るようになってきます。
水草が茂るようになるとさらに、その付近に砂や泥が溜まってきます。
上の写真の川の中の緑は、以前は存在していなかったそうです。
そして、川の中が上の写真のようになってくると、いざ大雨が降った時に、川の流れに支障をきたすおそれがでてくるそうです。
この治水上の問題を解決するために、川の段差の下に、コンクリートのブロックを置いて、段差による水が底を削る作用を抑えているとのことです。