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田無用水☆再生プロジェクト


田無用水・再生の会のページ

田無用水って?

田無用水は、東京都小平市と西東京市を流れていた全長約5.6kmの用水路で、江戸時代前期に田無村の飲み水として玉川上水から分水してつくられました。現在は、小平市の分水口から上流約1kmのところまで多摩川の自然水が流れていますが、西東京市では流路は暗渠(あんきょ)となりわずかに痕跡を残すのみとなっています。

★田無用水配布用地図

さて問題です

下の写真で田無用水に関係すると思われる写真はどれでしょうか?

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正解は、、、

全部です!!!

溝が埋まりかけているところ、ふたがされ、遊歩道となったところ、これらは、全て、田無用水の痕跡です。

田無駅前のふれあいのこみちやすらぎのこみちは田無用水の痕跡なのですね。現在でも上流域に素掘りの流れがわずかに残っていますが、昔は同じように水が流れていたのです。

東久留米市や小平市には、落合川や小川用水に代表されるような清らかな小川がありますが、西東京市はどうでしょうか。

西東京市の街に清らか小川が流れホタルが舞う。そこが人々の憩いの場所になったら…

そんな未来を想像してみる。何だかワクワクしてこないでしょうか?

西東京市の小川であった「田無用水」の再生について一緒に考えてみませんか?

田無用水☆再生の意義~田無用水は地域の宝に値する!

田無地域における、地域の宝ってなんでしょうか?

田無神社?

多摩六都科学館?

いろいろな意見があると思います。

でも、私が一番に挙げたいのは田無用水です。

その理由は、田無地域(旧・田無村)の成り立ちにあります。

江戸時代初期に青梅街道(当時は成木街道)ができる前までは、人があまり住んでいなかったようです。理由は水が得にくい場所だったからです。田無村を含むこの地域一帯は、地下水位が低く、井戸を掘ってもなかなか水が湧かなかったのです。当時の井戸掘り技術では深い井戸を掘ることもできなかったのです。なので湧水や川の近くではないこの地域は、昔から人があまり住みつかない場所だったのです。

江戸幕府が開かれると、江戸城修理に伴い漆喰の材料である石灰を運ぶために成木街道が開かれます。そして、石灰運搬継ぎ送り(荷物を宿場(※)から宿場までリレー方式で受け継いで送ること)のため、近くの谷戸地域の住人が強制的に街道沿いに移住させられ、田無村が形作られたのです。

※宿場ではなく、継場(継ぎ送りする場所)という場合もある。

もともと水が得にくい場所で生活することになるので、当然水に困る訳ですね。なので、谷戸地域から数キロ歩いて水を汲み運んでいたというのです。

これは大変な労働であったことでしょうね。

その後、江戸の人々の飲み水を確保するために、多摩川の羽村から四谷大木戸まで地面を掘り、玉川上水が1654年に完成しました。

でも、初めの頃は田無村の住人はこの玉川上水の水を利用することはできませんでした。

田無村への生活用水として、玉川上水から田無用水が分水されたのは1700年(±2年)のことと推定されています。

石灰運搬に従事してから、なんと約100年も後になるのです。

田無村の住人は、谷戸地域から水を運ぶ苦労から解放され、生活は大いに便利になったことでしょう。

さらに、江戸時代中期になると、田無用水沿いにいくつかの水車が作られます。水車を利用した麦、蕎麦の粉挽きが行われたことを考えると、田無用水が田無村の発展に大いに貢献したことが伺えます。

田無用水の誕生は、田無村にとって革命的な出来事だったと言えるのではないでしょうか。

だから、田無村にとっての水革命を起こした、田無用水は、田無地域の発展に貢献した、地域の宝と言えるのです。

田無用水☆再生の目的

田無用水は地域の宝に値するにも関わらず、昭和40年代に、田無用水はその役目を終えて、暗渠と化しました。

一部の流路は、遊歩道へと姿を換え、市民に利用されています。

しかし、その暗渠や遊歩道には、過去に田無用水があったことを示す看板の類はほとんど無く、田無用水の歴史が市民に触れる状況ではありません。従って、地域の宝であるはずの田無用水は忘れ去られていく状況にあると危惧しています。

本プロジェクトの目的は、地域の宝である田無用水の歴史的価値を広く普及させ、その再生へ向けた取り組みを行うことにより、その価値を利用した地域経済の活性化及び生物多様性の向上に貢献することです。

田無用水☆再生の目標

まずは、多くの市民に、田無用水が地域の宝であることを広く知ってもらうことが必要です。

啓蒙活動の一環として、どこか適切な場所に看板を作ることも一つかもしれません。

でも、目標は、市民や行政、関わる人みんなで作り上げていく必要があります。最終的、環境用水としての役割を持たせ完全に再生させるのか、一部の区間を再生して親水公園にするのか、いろいろなゴールの形があると思います。

これを考えるのは楽しそうですね^^

田無用水☆再生の効果

  1. 地域の宝が増えると、自分たちの街が好きになる。
  2. 地域のシンボルとして新しい価値を生み、地域が活性化する。
  3. 水辺空間が創出されると、生物多様性が向上する。
  4. 水辺空間が夏の暑さを和らげる。
  5. 学生の総合学習に利用できる。
  6. 田無用水の歴史から、水の大切さを学ぶことができる。
  7. 石神井川に接続すれば、石神井川の平常時流量を増やすことができる。

関連リンク

田無用水を再生すると得られる3つの良い効果~その1

田無用水を再生すると得られる3つの良い効果~その2

田無用水を再生すると得られる3つの良い効果~その3

なぜ私がやるの?(本会代表者の熱意)

私は、小川が大好きです。

清らかな小川が流れる風景を見ると心が癒されるからです。

東久留米を流れる清流・落合川を知ってから、人と自然が触れ合えるような小川がもっともっと必要だと思うようになりました。そして2014年から自分なりに小川を増やすために何ができるのかずっと考えてきました。

その間、とにかくいろいろな小川を見に行きました。初めは新河岸川水系を中心に小川巡りを始めましたが、家族旅行や出張のついでにも小川を見てまわりました。これまでに訪れた地域は11都府県あり、100以上の小川を訪れたことになります。

そして、今回の田無用水☆再生プロジェクトは、私が探し求めていた答えの一つになります。

田無用水は、田無村を潤した田無の小川であり、その田無用水を再生することは、小川を増やす活動そのものになります。

だからこの再生プロジェクトをやろうと思うのです。

田無用水マップ

田無用水の流路をグーグルマップによって公開しています。田無用水の痕跡を辿ってみたい場合は、ぜひご利用ください!

田無用水マップ

プロジェクトメンバー募集中!

本プロジェクトの参加者募集中です!興味のある方ならどなたでも参加できます!

下記までお気軽にお問合せください(^^)

田無用水・再生の会

代表:亀井義之(かめい よしゆき)

E-Mail:kameiyoshiyuki0702@gmail.com

田無用水☆再生プロジェクト フェイスブックグループ
https://www.facebook.com/groups/133776487220485/

イベント実施リポート:田無用水の痕跡を辿る散歩ツアー

http://asoberu-ogawa.com/category/event


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