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ビオトープ池と監視システム

ビオトープ池

我が家の庭に作ったビオトープ池もリニューアルしてからちょうど1年が経過した。

残念ながら飼育していた小魚はいなくなってしまったが、タニシやカワニナなどは元気にしている。

そして、最近新たに、小川で採取したメダカを仲間に加えた。メダカ池のビオトープとして生態系を保つようにする予定だ。

念のため言っておくが、ビオトープなので、人間がメダカに餌を与えることは当然しない。

自然のままに飼育する。人工的であるが小さな生態系を創り出す事が、ビオトープの楽しさの一つだ。

メダカが繁殖する条件が整うまで,試行錯誤して、働きかけをする予定だ。

しばらくの作業は、夏場の太陽光で異常に増える緑色の糸状の緑藻(アオミドロの仲間)を取り除くことだ。これが水面を覆ってしまうと、メダカが泳ぐ水面が制限されてしまうし、その下の水草に光が届かなくなって良い状態とは言えなくなるからだ。

ビオトープ池の監視システム

IMG_8779もう1つの作業は、この1年悩まされてきたネコ被害の対策だ。自宅周辺に野良猫が数匹棲みついているのだが、ビオトープ池が数回被害を受けている。池の魚を狙ったり、トイレの代わりにもされた。

この被害をなんとか打開しようとして始めたのが、このビオトープ池の監視システムの構築だ。

ネコが近づいて、水面を覗きこむと、カメラが動体(ネコ)を検出し、水中ポンプを駆動する。ネコを軽く脅かしてビオトープ池に近づいて悪さをするネコを遠ざけるためのシステムだ。

以前コラムに書いた「【ホビープロジェクト】 ネコから庭の畑を守るシステム」で作成した監視システムを、ビオトープ池に再利用を図ったものだ。そもそもは、ビオトープ池監視用であったのだが諸事情で家の畑の監視に先に使ったという経緯だ。

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ビオトープ池の隅っこに取付した。24時間、365日、監視してくれる強い味方だ。

ビオトープ池監視画面
ちなみに赤外線カメラに映る画像はこんな感じだ。赤外線カメラなので通常のカメラのような色にはならない。通常のカメラは可視光線を中心とした光を受けるので赤、青、緑が映るが、赤外線カメラは可視光より波長が長い赤外線を受けるので、赤色っぽい画像になる。その代り、夜でも映像を撮ることができるのだ。

しばらく様子を見て、効果の程をまたリポートしてみたいと思う。

 

 

 

 

 

【ホビープロジェクト】 ネコから庭の畑を守るシステム

はじめに

実は、1年程前から、庭に小さい畑を作って家庭菜園を楽しんでいる。

しかし、しばしばとある問題が発生して困っているのだ。

その問題とは、ネコが畑で用を足すことだ。

半年くらいの間に2回もやられた。しかも、用を足した後、糞に土をかけるため、畑の小さい苗が荒らされたりもした。

これは、黙ってはおれん、ということでネコから庭の畑を守るシステムを作ることにした。

実は、タラ船によるビオトープ池も庭にあるのだが、こっちの被害が先であった。こっちでもネコが池の中に用を足すわ、小魚を狙うわで困っていたのだが、畑を守るシステムを先ず作成してみることにした。

システムの目標

ネコが近づいてきたら、水を出して驚かし、退散させる。

いたってシンプルな目標だ。

システムの構成

  • Raspberry pi 3
  • 電源
  • Raspberry pi用赤外線カメラ: 3 Fisheye Lens 160 Degree Night Version Noir Camera 1080p 5mp
  • 水中ウォーターポンプ: DC 3.5V-9V 3W USB
  • 鉛筆のキャップ: 先端に穴が開いているもの
  • トランジスタ: s8050
  • 抵抗: 1kΩ
  • ブレッドボード
  • ジャンパーワイヤー
  • ショーケース: 百円ショップで売っているもの

システム構成図4

作り方のポイント

動体検知には、Motion-MMALというフリーのライブラリーを使用した。動体を検知をしたらRaspberry piのGPIO13ピンをHighにしてトランジスタのスイッチ回路をOnにする。On期間は0.5秒とした。

水中ウォーターポンプの水の出し口には、小学生の娘からもらった鉛筆キャップ(先端に穴が開いているもの)を差し込んだ。これがうまい具合にサイズが合って、いい感じに水がピューっとでるのである。

そしてこの水中ウォーターポンプを、水の入った瓶に設置し、お好みの方向に向ければ完成である。

設置の様子

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テスト結果

下の図のように庭の端に本システムを設置した。

設置図面2本シ本システムは、動体を検出するとMotion-MMALライブラリによって動画を記録することができる。実験では、動画の記録が終了すると、動画を添付ファイルとしてgmailで自分の携帯へ送るようにした。検出した動画を確認すれば、ネコがどういう経路で、何回畑に近づいているのかがわかる。

もちろん、ネコ以外にも反応してしまう。、畑の作物が揺れることでも検出してしまうので、gmailの嵐になってしまうことがある。gmailへの通知は実験の時だけとするのが賢明である。

1回目の実験は2017/6/18の18時から約1日。

この日、近づいたネコの通過経路は

↑方向:3回

↓方向:1回

←方向:4回

であった。

3匹ほどいることも分かった。黒、黒ブチ、茶縞だ。

結果として、畑に座り込んで用を足すことはなかった。また、水に驚いて逃げるシーンも捉えることができた。

その後も稼働を続けること約一か月。

2017/07/17 18:30から2017/07/19 18:30までのの二日間についても動画からネコの姿を捉えた。

この二日間で、近づいた回数は10回。

すべて通過するだけで、畑に座り込んで用を足すことはなかった

まとめ

上で述べた結果から、本システムが一定の効果があることが確認できた。約一か月、畑を見てきたが、ネコの糞による被害は受けていないようだ。

思った以上の効果に満足している。

今回のリポートで、本システムの稼働は一旦停止し、次は、ビオトープ池の監視へ切り替えたいと思う。

もし、同じようなケースでお困りの方がいれば、お役に立てるかもしれないのでお声掛け頂きたい。