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小川遊びで大人の贅沢を味う

先日、勤続20年の休暇が5日間もらえたため、タナゴ釣り・小川撮影を目的として小川遊びに、2泊3日で行って来た。

行先は、かねてからゆっくりと訪れてみたかった岐阜県だ。

仲間から実績のあった釣り場ポイントをいくつか教えてもらっていたので、そのポイントをいくつか回った。

東京から岐阜までわざわざ時間と交通費をかけタナゴ釣りに行くだけでもとてもお金のかかる贅沢な遊びではあるが、タナゴ釣り以外にも、簡単な食事をその場で作ってプチキャンプをしたり、先日バージョンアップしたあめんぼカメラで小川を撮影したりを組み合わせるだけで、さらに最高の贅沢を味わうことができる。

今回自分が実施したおすすめの小川遊びを紹介する。

タナゴ釣り

長良川水系の支流につながるとある三面コンクリートの水路に到着した。

IMG_9728-2水路の周辺は、辺り一面田んぼが広がる。コンビニ1つない場所だが、広々していて気持ち良い場所だ。

水路は長良川水系の支流へ流れ込むようになっているが、水門が閉じているため水深がやや深い場所がある。
水深は150cmはありそうだが、底まで見通せるほどの透明度はなかった。

三面コンクリートではあるが、深場という点ではタナゴが生息している可能性が高い。

しばらく水路を観察していると、その水路から分かれるさらに細いU字溝へ向う、数匹の魚影が見えた。

たった15cm程の水深のU字溝だ。

U字溝の先が川へ接続しているかは確認できなかったが、深場とU字溝を行き来して生息しているようだ。友人の情報によると数年前にタナゴ釣りをしたポイントであるため、この魚影がタナゴだとすれば、この場所で、繁殖を繰り返している可能性が伺える。

IMG_9743-2魚影が向かった先のU字溝で竿を出してみることにした。

U字溝の先から餌に寄ってくる魚影が見える。餌は突くが食いつくそぶりを見せない。しばらくそんな状態が続く。

しかし、その状態を打破するあたりがでた。

IMG_9734小さめのヤリタナゴだ。

やはり先ほどの魚影はタナゴの群れだったようだ。

きっとこの水域のどこかに二枚貝が生息していて、繁殖を繰り返しているのだろう。

人工物の中であっても二枚貝がいて繁殖の条件が整えばこうして生きているということだ。改めてすごい事だと思う。

タナゴが釣れたというだけであるが、とにかくテンションがあがる。

その後、タモロコが2匹混じりつつ、30分程で、ヤリタナゴ4匹を釣る事が出来た。

まさに至福の時間であった。

プチキャンプ

その後この場で、昼食をとることにした。

IMG_9735-2車の横にテーブルとイスを広げ、ガスコンロを使った簡単クッキング。メニューは、用意してきたレトルトのパスタだ。

まず、パスタを茹で、茹であがった残り湯で、レトルトを温めれば、あとは混ぜるだけだ。

お手軽なのに、最高のロケーションで食べる食事は、最高に贅沢な味になる。

こんなところで、パスタを作っていると、地元の人から不審がられるのではと心配していたが、意外にも、好意的に挨拶をしてくれる人がいたので良かった。

最後の後片付けでは、汚水をなるべく出さないようにするのがスマートだ。

使った皿は、パスタソースがついているが、家のキッチンのように洗剤で洗い流すことはできないので、キッチンペーパーできれいに拭き取って、その後、残ったお湯で軽くゆすげばきれいになる。自然の中でスマートにプチキャンプを楽しむ方法としておすすめしたい。

あめんぼカメラで小川の水中撮影

タナゴ釣りとプチキャンプを楽しんだ後は、水路が接続する小川に行って、水中撮影に挑戦だ。

最近は、Goproなどの水中カメラさえあれば、誰でも気軽に水中撮影が楽しめる。ダイビングでは人間が水中カメラを持って水中に潜るが、このような浅い小川では人間がカメラを持って潜るのがなかなか難しい。

そんな時は、カメラ付きのラジコンボートである「あめんぼカメラ」が威力を発揮する。

水中に向けたカメラがラジコンボートに取り付けられているので、プロポを操作することで、船の向きを遠隔で操作することができるのだ。

IMG_9736-2撮影場所は、水深は15cmほどの浅い小川。透明感のある気持ちの良い小川だ。

上から覗くと、流れの緩やかな場所に何かの稚魚の姿が見えた。その稚魚の視点でみるどんな映像が見えるのだろうか?

あめんぼカメラで水中映像を撮影すると、なんとなく魚の視点になって泳いでいる気になってくる。

そんな小川の映像はこちら。

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

まとめ

タナゴ釣り、プチキャンプ、小川の水中撮影を組み合わせた小川遊びで大人の贅沢を味わう方法をご紹介した。

タナゴ釣りでは、タナゴがいるポイントを探すのが難しいので、タナゴが釣れないことも十分ありうるが、雰囲気の良い小川でご飯を作って食べるだけでも十分一日楽しめると思う。

興味が湧いたらぜひお試しあれ。

石神井川の中を歩いてみると、〇〇が味わえる

石神井川の川の中を歩いてみた。

IMG_9425自分の素直な感想ではあるが、これは、間違いなくおもろい

非日常が味わえる。

人の生活空間とは分断された場所だからだ。

IMG_9420

その訳は2つある。

1つは、構造上の理由だ。石神井川上流域は、垂直に切り立った護岸が続く。親水性の川とは真逆である。川底に降りるためには、いくつか設置されている梯子を使って降りる必要がある。もちろんその梯子は、基本的に河川の関係者が使用するものだろう。

もし一般の人がここへ降りようとするなら相当な労力が要るはずだ。一般の人を寄せ付けない構造になっている。

もう1つは、見た目の理由だ。一部個所からは、雑排水が流れていて、汚水が溜まっているのが見える。間違ってもそんなところには入りたくないと考えるのが人の心情だ。その気持ち悪さが人を遠ざけている。

このように、石神井川上流域の中は、人の生活空間と分断された、人が近寄らない場所なのである。

だが、人が近寄らない場所だからこそ、逆に行ってみたくなることもある。何が出てくるのかわからないというドキドキ感だ。

実際に、川底に降り立つと普段は感じない緊張感を感じる。何が起こるか予想がつかないことからか、危険を察知しようとする感覚が研ぎ澄まされているように思えた。人間が本来持っている、身を守るための能力なのだろう。

川底には、小さいテトラポットのようなブロックが敷き詰められていて歩きにくいため、転倒するかもしれないリスクがある。

さらに、急に側面の配管から汚水が吹き出してくるかもしれないリスクもある。

石神井川の中は、常にリスクが隣り合わせだ。その意味では、前人未到のジャングルのようなものかもしれない。前人未到のジャングルを進めば、きっと、いつ敵に襲われるかもしれないというリスクと隣り合わせになるだろうから。

石神井川の中を歩く目的

では、そもそもなぜ石神井川の中を歩きたいと思ったのか?

私の掲げるビジョンとして、あそべる小川を増やす活動をするというのがある。3年以上続けているが、良さげな小川で遊んでばかりで、小川を増やす具体的な活動ができていない事に気がついた。

ちょうど新年を迎えたばかりなので、基本に立ち返り、小川のゴミ拾いからでも始めようと思ったのだ。

そこで、思ったのは、「池の水を全部抜く」というテレビ番組の異常な人気ぶりだ。胴長を履いて、水の中に入って、何が見つかるかのドキドキを楽しんでいるように思えた。恐らく、テレビで観ているだけでなく、実際に胴長を履いて水に入る経験をしたいという人が多いのではないかと思っている。

それならば、胴長を履いて、石神井川の中に入って、ゴミを拾うことをみんなでやったらおもろいのではと思ったのだ。お宝が出てくるかはわからないが、何が出てくるかわからないドキドキを味わえる点は人気の番組と共通していると思う。

なので、まず自分が、石神井川を歩いてみようと思った訳だ。

そして、歩き始めると、さまざまな疑問が湧いてきた。

水の流れがどこから始まっているの?
どんな生き物がいるの?
どんだけゴミがあるの?

この疑問については次回にしたいと思う。

子どもと小川で楽しむ方法~その3

こんばんは。

前回に引き続き、週末に子どもとお出かけするなら、小川へGoということで小川の楽しみ方をご紹介しています。

小川の楽しみ方 その3

見釣り(みづり)という釣り方をご存知でしょうか?

私はこの言葉を、琵琶湖周辺でタナゴ釣りを一緒にする仲間から教わりました。

読んで字のごとく魚がいるのを見ながら行う釣りの一つだそうです。

透明度が比較的高い小川では、上から魚がいることを確認できますので、そっと近づいて、お魚の目の前に釣り糸を垂らすことで、子どもでもいとも簡単に釣りを楽しめるです。

うまくいくと、いわゆる「入れ食い」状態といって、仕掛けが水中に入るとすぐにお魚が飛びついてきて釣れてしまうという体験ができます。

あたりまえの話ですが、釣れないで待っている時間が長ければ長いほど、子どもは飽きてきますからね。それは大人でもそう言えるでしょう。

何か釣りたいお魚に狙いをつけるなら話は別ですが、その小川にいるお魚を釣ってみたいということであれば、比較的気軽に楽しめると思います。

小川で見釣りを楽しむためのポイントを整理しておきます。

  • 季節は春から秋
  • 事前に小川の下見(魚がいるところを見つけるのが一番大変かもしれませんが…)
    ⇒小川の探し方はこちら
  • 漁業権が設定されている河川かどうかをチェック
  • 各都道府県の内水面漁業調整規則の禁止事項を守る
    とってはいけない大きさや期間、漁具・漁法の制限、水産動物の採捕の許可、禁止区域)以外に、解禁日など漁協が独自に制限しているものもあります。

漁業権や規則に関して、詳しくは各漁協に問い合わせるのが良いと思います。

ごみを持ち帰る、生き物を大切にするなど最低限のマナーを守った上で楽しみましょう!

 

 

子どもと小川で楽しむ方法~その2

こんばんは。

前回に引き続き、週末に子どもとお出かけするなら、小川へGoということで小川の楽しみ方をご紹介しています。

小川の楽しみ方 その2

いるっ、いるいる~」を楽しみましょう。

人間の狩猟本能に通じるものがあるのかもしれませんが、お魚を見つけるとなんだかエキサイティングな気持ちになってきます。

このいるいる体験は、透明度の良い小川沿いを散策することから始めましょう。

春から秋にかけて、小川を覗きながら、小川沿いを歩いていると、運よくお魚の群れに会うことができるかもしれません。

透明度が良い場合、お魚がいれは、上から泳いでいる姿を確認できます。もちろん、水草で水面が覆われている場所は別ですが。

image例えば、以前書いた記事でも、この楽しさを紹介させて頂きました。都市河川で護岸整備されてしまったような場所でも、生息できる環境が整っていれば意外にお魚が確認できるんですね。

私の場合、他にも玉川上水とか野火止用水小川用水など、再生された用水の小川でもいるいる体験を楽しんできました。

最近では下水道普及率が向上していますので、むかしは汚かった記憶がある川でも、いまでは比較的きれいになっている可能性もあります。

自分だけの小川を見つけて「いるっ、いるいる~」と子どもと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

子どもと小川で楽しむ方法~その1

こんばんは。

小学生以下のお子さんをお持ちのご家庭では、週末の予定に迷ったりしていませんか?

先週はショッピングモールモールへ行ったし、近所の公園も行ったし…

かといってお金をかけてディズニーランドへそんなしょちゅういけないし…

私も二人の娘がおり、そんな悩みを経験することがあります。

そんな時、たまには小川へ連れて行くっていうのはいかがでしょうか?

えっ、小川でなにするの?

そんな風にお思いの方はぜひこの後も読み進めてくださいね。

小川の楽しみ方 その1

一般的には魚獲りを一番に考える方は多いと思いますが、私はまず裸足で入ってみることをおすすめします。

例えば、武蔵野台地にある小川は湧き水から流れる小川であることが多く、水温が15から18度前後で年間を通して一定していると言われています。

なので井戸水なんかと同じく、夏は冷たく、冬は暖かく感じるのですね。

また、2つの小川が合流する地点なんかでは、2つの小川の水温の違いを感じ取れる場合もあります。

IMG_6445国立市にある府中用水と清水川との合流地点では、夏の太陽に暖められた府中用水の水温と、湧水から湧き出た清水川の水温の違いを片足ずつ感じることができるポイントがあります。

右足は温いけど、左足は冷たい!みたいになります。

実際に入ってみないと味わえないこの感覚。

まずは水温を肌で感じ取って欲しいと思います。

「その2」はまた次回としますね。