「あめんぼカメラ」タグアーカイブ

井の頭池から眺める桜

こんばんは。

先週末の東京では満開の桜が見られましたね。

皆さんは、お花見されましたか?

井の頭池の桜はとても有名かと思いますが、桜をどこから見るかによっても楽しみ方がいろいろあると思います。

その一つとして、井の頭池から桜と遊歩道を見る景色はなかなか新鮮なのではないでしょうか?

ボート池でボートに乗れば良いでしょって?

それもそうですね。

でも、お茶の水池(ボートで行けないところ)はどうやって眺めましょうか。

そんな時私はあめんぼカメラで桜をみます。

こんな感じです。

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

今年の1月に行ったかいぼりによって池の水も少し綺麗になったと思われるので、水中の撮影もしたのですが、水中の様子がはっきりと見える映像ではなかったので今回は水中映像は割愛させて頂きます。

池の水の透明度にはまだ課題がありそうです。

とは言え、池のほとりから覗きこむと、水草が池底に生えているのが確認できました。

恐らく、かいぼりの効果によって眠りから覚めた水草なのではと思います。

今後のかいぼりの予定は、井の頭公園が開園100周年にあたる2017年度内に実施予定だそうです。

井の頭池のかいぼりには今後も注目していきます。

参考:井の頭恩賜公園100年実行委員会

谷戸ならでは小川の風景がある将軍沢

こんばんは。

道端に生える春の野草がよく目につくようになりました。春の訪れを感じる今日この頃です。

さて、先日訪れました、里山の小川をご紹介します。

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埼玉県比企郡嵐山町の将軍澤地区に流れる前川と呼ばれる小川です。都幾川の支流になります。

このあたりの地形は比企南丘陵と呼ばれており、「谷戸」とか「谷津」と呼ばれる丘陵地の谷あいの低地となっています。この谷戸に沿って、自然な雰囲気を残す小川が流れています。

 

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中流域ではコンクリが小川の両サイドを覆っていますが、小川沿いに耕作地が広がり、谷戸ならではの風景が見られます。

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小川の最上流部まで行こうと試みたのですが、深いススキの荒れ地に前進をはばまれ諦めました。

恐らくは耕作地だったと思うのですが今は使用されていないようです。こんな良い感じの小川が側にあるなら私が代わりに使用したいくらいです♪

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3月中旬ということもあり、茶色が目立つ景色ではありましたが、新緑が芽生えると小川の見え方ががらっと変わってくると思います。

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そんな小川のあめんぼ目線映像はこちらをご覧ください。

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

姿見の池も「時代を映す鏡」

おはようございます。

前回に引き続いて野川シリーズです。

今回は、野川の最上流部の水源と言われている「姿見の池」です。

国分寺市恋ヶ窪1丁目の「姿見の池緑地公園内」にあります。

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池のほとりのベンチで景色を楽しむ人達で賑わっておりました。

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池の名前の由来は、鎌倉時代、恋ヶ窪が鎌倉街道の宿場町であった頃、遊女たちが朝な夕なに自らの姿を映して見ていたという言い伝えによるそうです。

そんな池ですが、急激な都市化により湧水が減少したことが理由で、昭和40年代に埋め立てられてしまいます。その後、平成13年に東京都と国分寺市によって復元さました。池の水は、1991年に武蔵野線の国分寺トンネルで地下水が湧き出す事故が起きた際にずっと捨てられていた湧水が利用されているそうです。参考(未来へのリポート

ここで注目したいのは、湧水の無い池に対して、当時の社会が「埋立」を要請したということです。

この話から「川の暗渠(あんきょ)化」の話を思い出しました。

「水の日本地図」(朝日新聞出版)の中川晋一郎さんのコラムに、こんなことが書かれていました。

それを抜粋します。

  • 高度経済成長期に東京の多くの川が暗渠化され、そのほとんどが下水道への転用を目的としたもだった。
  • 昭和30年当時の下水道整備率は2割弱で、都内のほとんどの生活排水は直接川へと流れ、ドブ川と化した。
  • 川は強烈な臭いを放ち、市民の願いにより川にふたがされた。
  • 川は、排水路としての当時の社会の要請を受け入れてきた。
    ⇒「川は時代を映す鏡である。」

当時の行政の判断について良い悪いの議論はしませんが、最後の「川は時代を映す鏡である。」という名言がしびれます。

時代によって消滅と復活を経験した姿見の池ですが、「池も時代を映す鏡」なのかもしれません。

この湧水の池も、遊女が顔を映していたように、時代を映す鏡として後世に残って欲しいと思います。

そんな姿見の池のあめんぼ目線カメラ映像はこちらです。

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

カモさん、驚かしてごめんなさい。

 

 

やっぱりいいとこ、野川においで♪

こんばんは。

東京都を代表する小川の一つと言えば、やっぱり「野川」は外せません。

1月末の天気の良い日に、野川を久しぶりに訪れました。近隣の方々が散歩に訪れる姿を多く目にしました。

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さて、野川についてあなたはどれくらいご存知でしょうか?

ポイントを整理してみましょう!

  1. 多摩川の支流。
  2. 国分寺崖線沿いを流れる。
  3. 日立製作所中央研究所内に水源がある。

ここで、国分寺崖線とは、立川市から国立市、国分寺市、府中市、小金井市、三鷹市、調布市、狛江市、世田谷区を通って大田区まで続く、延長約25kmに及ぶ、高さ10~20mほどの崖の連なりです。崖の上面は武蔵野段丘面(むさしのだんきゅうめん)、崖の下面を立川段丘面(たちかわだんきゅうめん)と呼ばれています。立川段丘面は古多摩川(ふるたまがわ)が武蔵野段丘を削ってつった河岸段丘(かがんだんきゅう)(川の流れで作られる階段状の地形)であるといわれています。

実際に小平市から小金井市に向けて、新小金井街道を進んで行くと、ぐーんと坂を下るところがあり、国分寺崖線の崖の上と崖の下を感じ取ることができます。

立ち寄ったのは、新小金井街道と野川が交差する貫井南町付近の野川。

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先日降った雪が日陰部分で残っていました。冬なんで周辺の野草はすっかり枯れ模様ですが、日本の原風景のような川の畔(ほとり)を歩いているととっても癒されますね。何か良いひらめきも生まれそうな気がしてきます。

そんな野川のあめんぼ目線の映像はこちらです。水中映像もあるよ!

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

 

富士見市水谷田んぼの水路の水上&水中映像

こんばんは。

もうすぐクリスマス。大人もサンタさんからプレゼントが欲しいですね~。

さて、冬の寒さにも負けず、今回は日本の原風景とも言える、田んぼと小川の環境を求めて走り回りました。

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そして、見つけたのが、富士見市にある水谷田んぼです。

この水谷田んぼの中央を流れる水路ですが、柳瀬川から取水して水谷田んぼを潤し、新河岸川へ排出する素掘りの水路です。

同じ日に国道254号バイパス沿いの田んぼもいくつか見て回りましたがやはりコンクリで作られた水路が圧倒的に多く、素掘りの水路は、生物多様性の面からもとても良い環境ですよね。

東京の都市部ではなかなか見られない光景なので感動しました!!

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上の写真下部にあるのは「ひっつき虫」の代表格コセンダングサです。今回小川沿いを歩いただけで、靴やズボンに細長い種子がくっつきまくっていました。これが靴下にくっつくとまれにチクチク痛いので、こういうところを歩くときは長靴が一番です。

ちなみに近縁のアメリカセンダングサの種子はひらべったく、クワガタムシのように見えます。

そんな小川の風景をあめんぼの目線で撮影しました。

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

動画の最後の方に、稚魚が群れて泳ぐ姿が見られますよ^^

小畔川の水上&水中映像

こんばんは。

一段と寒さが増してきましたね。

久しぶりの小川調査に行って来ました!

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行ったのは埼玉県川越市などを流れる小畔川。荒川水系越辺川の支流です。

ススキが生い茂った川沿いは、雰囲気がとてもよく、散歩やサイクリングを楽しむ人を何人も見かけました。

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精進場橋付近の土手を降りて川へ近づくと、気持のよい水のせせらぎの音が聞こえてきます。見た目の水は綺麗に見えました。少し水の流れは速いですが、浅瀬の水深は20cm程のところもあるので、子供が川に入って十分あそべそうでした。

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少し下流の農業用水路との合流地点。流れが少し緩い箇所があったのでここであめんぼ目線カメラの撮影をすることにしました。

種の同定はできませんでしたが、緩い流れのところに稚魚やコイが確認できました。

少し残念なのはゴミが目立ったことですね。小畔川から流れてきたゴミがちょうど吹き溜まりのような感じでこの場所に集まってくるようで、私が撮影している最中にも、菓子折りの箱のようなものがどんぶらこ~と流れてきました。

捨てた人、ゴミを捨てるのはダメですよ~!!!と思いながら今日も夢中でラジコン操作です。

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

落合川上流の水上&水中映像

こんばんは。

今日も寒かったですね。風邪など引いて無いでしょうか?

さて、先日、私の念願でありました、落合川全長約3kmをあめんぼカメラで撮影をするということをようやく実行に移すことできました。

厳密に言うと、カメラの電池切れが発生し、全行程の三分の二程しか撮影できませんでしたが、満足のいく映像が得られました^^

しかし、撮影は、思ったより困難を極めました。

思った以上に水草(ナガエミクリ)が水面を覆っていて、カメラ付きラジコン船がうまく前に進められないことが多々ありました。

そんなときは、川に入って船を救助して、船が航行できるところまで運んであげる、そんなことを繰り返し、なんとか撮影を続けて行きました。

落合川マップ

撮影工程は上図のように全9か所を撮影しました。

各箇所の映像はいづれ時間があるときにアップしたいと思います。

今回は上流の2箇所をピックアップした映像です。

東久留米を代表する川、「落合川」ですが、上流の雰囲気はまさに、きもちのよい小川です。小川のの魅力をぜひ味わって頂ければと思います。水中に登場するお魚は、遊泳魚であるカワムツかと思います。

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

 

川島町のアドベンチャーワールド~中山用水

こんばんは。

三連休最後は、曇りぎみなお天気でしたが、リフレッシュできましたでしょうか?

さて、三連休初日に訪れた埼玉県比企郡川島町を流れる中山用水のご紹介です。

越辺川(おっぺがわ)から取水して川島町の水田を潤している用水路だそうです。歴史的なことはこちらに詳しく書いてあるのでおすすめです。

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素掘りな感じの雰囲気がとっても良く、見た目の透明度も良好です。このままこの雰囲気が保存されることを期待します。

 

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住宅のすぐ側を流れる水路です。ここは水深20~30cm程で、オオカナダモが流れになびいていました。

そのオオカナダモの間をすいすいと泳ぐ魚影も確認できました。ゆっくり釣りでもしたいですね。

 

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家の裏庭から水路に降りる階段を発見。今でも使っているかは不明ですが、野菜を洗うために使っていたのでしょうか。

身近にこんな水辺があるのは本当にうらやましいです。

 

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そして、道路から少し離れた場所を流れる水路は、こんな森の中をくぐり抜けることもあります。アドベンチャーワールドな感じです。

人が入らないだろうと思われる場所には、あめんぼカメラで潜入して観察してみたくなります。

ということで、水上&水中映像を撮影してみました。

 

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

 

 

 

都幾川の素敵な水中の世界

こんばんは。

三連休2日目、いかがお過ごしでしょうか?

この日は、あめんぼカメラのユニットボックスの設計者である

ANOTHER PRODUCTの関口氏

と一緒に、新型あめんぼカメラによる、都幾川での撮影に来ました。

この日の天気は青空が広がっており、清々しい一日でした。

都会に住んでいると青空を感じることは少ないと思いませんか?

おそらく、都会にいると高い建物が多いので、歩く時の視線から、さらに上を見ないと空がよく見えないのだと思います。

一方、都幾川周辺は、視線を遮る高い建物は少ないため、視線に青空が直接飛び込んでくるので、より青空を感じやすいのではと思います。

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さて、あめんぼカメラですが、こんな感じで、水中と水上にカメラを搭載し、ラジコンで操作できます。

関口氏の設計した3DCADデータによって3Dプリンターでユニットボックス(上の写真の薄緑の箱部分)を作成しております。関口氏は、3Dプリンターの出来上がりを見て、「思ったよりしっかりしている。」と好印象でした。

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写真の上が上流、下が下流になります。本流の流れは早く、あめんぼカメラが遡航するには早すぎるので、流れが緩やかな部分で行いました。

こういった流れが緩やかなところには、稚魚がよくいますね。流れが速いと稚魚は流されていっちゃいますからね。

たくさんの稚魚たちが泳ぐ映像はこちらです。

設定で「画質=1080p」を選ぶと最高画質でご覧いただけます。

親子でぜひ楽しんでくださいね!

 

水が綺麗な黒目川の水中はどんな感じ?

こんばんは。

連休でたくさん遊んだ人は、今日の仕事は大変だったのではないでしょうか?私もその一人でした^^

昨日は、黒目川にて、埼玉南部漁業協同組合の方に、あんま釣りを見せて頂きました。

あんま釣りとは、適当な長さの細竹に釣り糸と釣り針をつけ、川底の石の裏に棲んでいる川虫を餌にした釣りです。川の中に入って竹竿の先を水中に入れ、川虫が川底を動いているように竿先を動かすのがポイントです。その場に立って、竿を揺らすでも良いし、下流に向かってゆっくり歩きながら揺らすでも良いです。通常の釣りはある程度の難しさを楽しむ側面がありますが、あんま釣りは単純な仕掛けで子供でも簡単に釣れるという楽しさがあるとのことです。

また、あめんぼカメラ(カメラ付きのラジコン船)を楊柳川と黒目川の合流地点付近で浮かせて、水中映像を撮影しました。

この付近、透明度はかなり高く、水中を泳ぐオイカワ、カワムツの姿が良く見えました。

水中動画は、水面が鏡になって映るのでとても神秘的でしたよ!親子でぜひご覧ください。

 

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