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カワリヌカエビ属とヌカエビを見分ける


こんばんは。

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先日埼玉県入間市にある大森調節池で行われた生き物調査へ参加してきました。

大森調節池は、新河岸川支流の不老川(ふろうがわ)が増水した時に、洪水被害を軽減するため、一時的に水を溜める調節池です。

調節池を作るときに穴を掘ったら湧水が出てきたので、予定していたグラウンドとしての使用はうまくいかなかったそうですが、今ではこの湿地は、たくさんの生き物の生息場所となっています。

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カワリヌマエビ属の侵入

最近は在来のヌカエビと競合する外来種のカワリヌマエビ属が分布を広げているようです。新河岸川水系の場合、狭山丘陵周辺は侵入の無い最後の砦と言われてているそうですが、侵入はすぐ側まで迫っています。

今回の調査でもカワリヌマエビ属の一種が確認できました。

カワリヌマエビ属とヌカエビの見分け方

小川でヌカエビを捕まえることもあるでしょう。でもそのヌカエビはカワリヌマエビ属の可能性もあります。

ヌカエビとカワリヌマエビ属を見分ける方法ご紹介します。

ヌカエビ(在来種)

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目が真横に飛び出ている。
腰が曲がっている。

カワリヌマエビ属(外来種)

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目が少し斜め前に飛び出ている。(上から見ないとわかりません。)
腰は比較的真っ直ぐ伸びている。

注意

この見分け方は、関東での見分け方で、関西だとミナミヌマエビも目が斜め前に飛び出しているので、目だけでは区別ができないとのことです。

カワリヌマエビ属を探せ!

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多くはヌカエビですがカワリヌマエビ属も数匹います。

ぜひ探してみてくださいね!

 

生息環境が類似する在来のヌカエビが駆逐される例もあるようです。

ヌカエビは産卵場所として抽水植物を利用しますが、カワリヌマエビ属は抽水直物を利用しなくても産卵できるそうで、この点もカワリヌマエビ属が分布を広げられる理由の一つだそうです。

カワリヌマエビ属の影響を今後とも継続的に注視する必要があります。

最後に大森調節池のあめんぼ目線動画(あめんぼカメラ)をお送りします。宜しければご覧ください^^

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